第一部 機械工学科 機構系プログラム/エネルギー系プログラム 進路

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機構系プログラム/エネルギー系プログラム 進路

卒業後の進路

 平成26年度の機械工学科機構系・エネルギー系プログラムの卒業生の進路は,卒業予定者123名の内,約30%が就職,残りの約70%が大学院へ進学する予定である.また,機能工学専攻,創成シミュレーション工学専攻,産業戦略工学専攻に進学した機械工学系学生の大学院前期課程(修士課程)修了予定者は70名全員の就職が内定している.

(1)就職について

 平成27年4月入社を対象とする名工大機械系・エネルギー系の学科・専攻への直接求人企業数は650社余りであり,昨年度より100社ほど増加した.また,複数名の採用を希望する企業が多く,延べ求人数は就職希望者数の5倍以上に達している.平成24年度から平成26年度までは,就職協定により企業の求人活動の開始が,学部3年次および大学院1年次の12月以降と決められていたため,12月初旬に開催される名工大企業セミナー(於:吹上ホール)を事実上の就職活動のスタートとし,1月には学科の進路説明会の開催,2月中下旬に第1回の進路希望調査というスケジュールで就職活動が行われた.
 しかし,平成27年度からは,学業の充実を目的とし就職協定が変更され,求人活動の開始が学部3年次および大学院1年次の3月となるなど,就職・採用活動のスケジュールが大幅に後ろ倒しされた.就職に関するスケジュールは,今後も変更される可能性があり,注意が必要である.
 名工大機械工学科(機構・エネルギー系)および機械系の専攻(博士前期課程)に対する企業からの求人形態は,1. 学校推薦のみ,2. 学校推薦と自由応募の併用,3. 自由応募のみ に大別される.このうち,学校推薦は,企業側が推薦人数枠(ならびに推薦条件)を提示し,就職担当教員が希望者の調整を行ったのち,推薦状の発行および書類の発送を行うものである.学校推薦を得た者は,内定(合格)した場合,その企業に必ず就職しなくてはならないという強い制約があるが, 「書類選考および第一次試験の免除」, 「説明会や見学会への優先的な参加」, 「採用担当者との事前面談」, 「選考日程の配慮」などいくつかの優遇がある.学校推薦枠は,企業からの採用の意思表示であり,その意味から,企業は採用を前提として選考を行うのではあるが,「学校推薦≒内定」という図式は遙か昔の話であり,最終的には,人物本位ということになる.また,前記2. の形態の求人では,学校推薦の重み(自由応募との差異)は,企業によってまちまちであることに注意する必要がある.
 企業が求める人物は,基礎学力,コミュニケーション能力,協調性,積極性に優れた学生であり,企業が名工大機械系・エネルギー系学生に寄せる信頼と期待は十分に高い.自らの能力と適性をよく理解し,自分がやりたいこと,自分がやれることを明確にアピールできれば,相応の企業に就職できる.しかし,消極的な態度で接したり無為に留年したりする学生には,厳しい結果が待っていることを覚悟しておかなければならない.なお,平成26年度には,機械系・エネルギー系の第一部学部生(就職希望の者)の約40%,大学院生の約60%が学校推薦で採用内定を得ている.
 下表に,平成26年度の機構・エネルギー系の学部卒業予定者および大学院修了予定者が内定を得た企業等を示す.例年どおり,自動車関連や重工業を中心として多数の求人があり多くの学生が志望している.それに対して情報通信,電気・電機,化学・素材に関連する企業には強い求人があるにもかかわらず就職希望者は少ない.機械技術者を必要としている業種は極めて多岐にわたっているので,名工大機構・エネルギー系を卒業・修了した人が,東海地方に偏ることなく,あらゆる業種で活躍してくれることを期待している.  

平成26年度 機構・エネルギー系 学部卒業者および大学院修了予定者の内定企業等(五十音順)
  • EIZO
  • ITO
  • IHI
  • JR西日本
  • JR東日本
  • SUS
  • 愛三工業
  • アイシン・エィ・ダブリュ
  • アイシン精機
  • 愛知製鋼
  • 愛知時計電機
  • アイホン
  • 青山製作所
  • アドヴィックス
  • アマノ
  • アンデン
  • いすゞ自動車
  • 井上電設
  • エッチ・ケー・エス
  • エフシーシー
  • オークマ
  • オムロン
  • 兼房
  • 川崎重工業
  • 川重岐阜エンジニアリング
  • クボタ
  • 小松製作所
  • ジェイテクト
  • 敷島製パン
  • ジヤトコ
  • 新日鐵住金
  • スズキ
  • スター精密
  • ゼネラルパッカー
  • 大同メタル
  • タカタ
  • 竹田設計工業
  • 竹中工務店
  • 多摩川精機
  • 中部電力
  • テイエステック
  • デンソー
  • 東邦ガス
  • 豊田合成
  • トヨタ自動車
  • 豊田自動織機
  • 日本ガイシ
  • 日本テクシード
  • ネスレ
  • 能美防災
  • 浜松フォトニクス
  • ファンテック
  • 富士機械製造
  • ブラザー工業
  • ベルエアーシステムズ
  • 放電精密加工研究
  • 豊和工業
  • ホシザキ電機
  • ボッシュ
  • 本田技研工業
  • マキタ
  • 三井造船
  • 三菱自動車
  • 三菱電機エンジニアリング
  • 三菱日立パワーシステムズエンジニアリング
  • ヤマザキマザック
  • ヤマハ
  • ヤマハ発動機
  • 雪印メグミルク
  • 豊電子工業
  • リンナイ

(2)進学について

 例年,学部卒業予定者の約70%が大学院進学を希望している.その多くは,本学大学院の機能工学専攻,情報工学専攻,創成シミュレーション工学専攻,産業戦略工学専攻内の機構系・エネルギー系分野に進学する.また,少数ではあるが,他大学大学院に進学する学生もいる.本学では,学部3年次まての成績上位の学生を対象として,大学院入学試験において筆記試験を免除する推薦制度が用意されている.大学院進学を希望している学生にはこの制度を積極的に利用することを勧めたい.なお,本大学院の一般入試では,平成25年度より,英語の筆記試験は廃止され.代わりにTOEICまたはTOEFLの点数を用いる方法に変更されている.
 大学院工学研究科は博士前期課程(修士課程=2年間)と博士後期課程(博士課程=3年間)で構成されている.大学院への進学は,学部で修得した知識および卒業研究の経験を基礎として,研究計画の立案と遂行,発明と発見,結果の考察と展開という一連の研究過程に深く携わることで,専門性をさらに高めて視野を広げる貴重な機会である.就職においては,基礎知識を修得して高い専門教育を受けた大学院修了者の方が一般には有利ではあるが,職種や企業の事情によっては学部卒業者が求められる場合もある.いずれにしても自分の能力と適性を的確に判断して進路を決定することが肝要である.

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